
剧本角色

蒼
男,0岁
蒼

诡
男,0岁
诡

老人1
男,0岁
老人1

老人2
男,0岁
老人2

幸奈
女,0岁
幸奈

透真
男,0岁
透真
■キャスト
蒼:(やませ あお)
透真:(とうま)
その他
■台本
蒼:(N)「最弱の陰陽師。僕は、ずっとそう言われ続けていた」
蒼:「落ち着け。大丈夫だ。僕ならやれる」
诡:「ギイイイ」
蒼:「隠れても無駄だ。僕の目はどんな妖怪でも見通すことができる」
深呼吸する蒼。
蒼:「念巫(ねんふ)を目に集中……開眼! いた!」
诡:「ギガアアアアア」
蒼:「诡よ、あるべき場所へ還れ! 斬!」
パシュという気の抜けた音。
蒼:「へ?」
诡:「グガアアアア!」
蒼:「うわあああああ!」
場面転換。
老人1:「山背蒼。陰陽師認定試験、不合格」
蒼:「……はい」
トボトボと歩き出す蒼。
老人1:「いい目を持っているのに、勿体ないのう」
老人2:「目が良くても、術が使えないんじゃ、陰陽師としては致命的じゃ」
老人1:「奴とは真逆じゃな」
老人2:「確か、同じ高校だったはずじゃぞ。会うことがあるかものう」
老人1:「ま、会ったところで何があるわけでもないがの」
場面転換。
学校のチャイム。
蒼:「ヤバいヤバい。遅刻しちゃう」
走っている蒼だが、何か騒がしく人が集まっているのを見つける。
蒼:「あれ? なんだろ?」
人ごみのところへ向かう蒼。
蒼:「何か、あったんですか?」
幸奈:「え? あ、えっと、人が倒れたみたいです。突然」
蒼:「……貧血か何か、ですかね?」
幸奈:「どうなんでしょう? ただ、最近は同じように倒れる生徒が多いみたいですよ」
蒼:「おかしいですね。特に暑いというわけではないのに……」
透真:「霊力が座れてる……妖怪の仕業だな」
蒼:「え?」
透真:「……」
透真が歩き去っていく。
蒼:「……あの人」